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テンプレート:漫画富江』(とみえ)は、伊藤潤二によるミステリーホラー漫画、及びそれを原作としたホラー映画ドラマ作品である。

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作品概要 編集

主人公の富江は、長い黒髪、妖しげな目つき、左目の下のほくろが印象的な、絶世とも言える美貌を備えた少女。性格は傲慢で身勝手、自らの美貌を鼻に掛け、言い寄る男達を女王様気取りで下僕のようにあしらう。だが、その魔性とも言える魅力に、彼女を目にした男達は皆、魅せられてゆく。

やがて富江に恋する男達は例外無く、次第に富江に異常な殺意を抱く。ある者は富江を他の男に渡さず自分が独占したいが為、ある者は富江の高慢な性格に挑発され、ある者は富江の存在の恐怖に駆られ、富江を手に掛ける。

しかし、富江は死なない。何度殺されても甦る。体をバラバラに切り刻もうものなら、その肉片一つ一つが再生し、それぞれ元と同じ風貌と人格を備えた別々の富江となる。たとえ細胞一つからでも、血液一滴からでも甦り、富江は無数に増殖してゆく。そしてその富江達が又、男達の心を狂わせてゆく……。

これはそんな魔の美少女・富江と、彼女に関わる事で人生を誤る男達、そして彼らを取巻く人々の人間模様を描いた、ホラー風味と風刺的色彩を持つ漫画である。

漫画 編集

1987年から「月刊ハロウィン」「ネムキ」などに発表。

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テレビドラマ 編集

テンプレート:ドラマ

富江 恐怖の美少女 編集

1999年12月26日関西テレビで放映。3話構成のオムニバス。ビデオ&DVDリリース時は『富江 アナザフェイス』と改題された。キャッチコピーは「この増殖はもう止められない

物語 編集

  • 第一話
富江が死んだ。ゴミ捨て場で富江の死体が発見されたのだ。富江と交際していた高志は落胆し、そんな彼を元彼女の美紀が励ます。だがそんな彼らの前に、死んだ筈の富江が現れた。何事も無かったかのように……
  • 第二話
カメラマンの森は、ある酒場で富江と名乗る美少女に出会った。彼女は森が十数年前、学生時代に魅せられていた美少女に瓜二つだった。森は富江とモデルの契約をし、写真を撮り始める。だが、現像された写真に写っていた富江の姿は……!
  • 第三話
富江と交際していた安田が、交際僅か1ヶ月にも経たずに婚約を決意、彼女に指輪を贈る。だが富江を追い続けていた謎の男・太田が突如、富江を襲う。辛うじて逃げた2人。富江は安田に言う。「私を愛している証に、あいつを殺して」。

キャスト 編集

スタッフ 編集

映画 編集

富江 編集

1999年3月6日公開。キャッチコピーは「悪夢は増殖する。

物語 編集

泉沢月子は3年前の交通事故以来、記憶障害に遭い、精神科医の細野辰子のもとで催眠療法を受けていた。催眠中の月子の口から「トミエ」という言葉が漏れる。そんな細野を、ある刑事が訪れる。彼は月子の元友人・川上富江に関わる謎の怪事件を追い続けていると言うのだ。

一方、月子の住むアパートに1人の青年が越して来る。彼が大事そうに抱える鞄の中身は、何と女の生首。彼が愛おしそうに育てるその首は、やがて再生を遂げて1人の美女の姿となる。彼女こそが富江だった。やがて彼女を巡る男達が、次々に狂気に囚われてゆく……。

キャスト 編集

スタッフ 編集

主題歌 編集

富江 replay 編集

2000年2月11日公開。キャッチコピーは「愛してくれたら、殺してあげる。

物語 編集

森田病院。腹が異常に膨れ上がった急患の緊急手術が行われた。腹からは何と生首が摘出され、「富江」と名乗った。

同病院の入院患者・佐藤文仁を見舞いに訪れた友人・武史は、院内で全裸の女性に遭遇。助けを求める彼女を家へ連れ帰った武史は、その魅力に惑わされて次第に精神に異常を来たしてゆく。武史の豹変に気付き始めた文仁は、武史が「富江」なる女性と同居している事を知る。

一方、病院では先の手術の執刀医であった院長・森田健三が失踪。手術に立ち会った者も次々に辞職しているという。健三の娘・由美は父の消息を追う内に父の手記を入手し、そこに「富江」の名を見つける。偶然にも知り合った由美と文仁は、互いの父と友人の為、共に富江の謎を追い始める。

キャスト 編集

スタッフ 編集

主題歌 編集

  • “Ramondo” from『CITYRAMA』
歌 - Yukari Fresh

富江 re-birth 編集

2001年3月24日公開。

物語 編集

美大生の木股英雄は、富江をモデルとして肖像画を描いていたが、富江にその絵を無惨に切り裂かれ、発作的に富江を殺害してしまう。彼は友人の青山巧、細田俊一の手を借り、富江の遺体を山中に埋める。

後日、巧、俊一、英雄達の参加した合コンの場に、参加予定の無い女性の姿が……それは紛れも無く、死んだ筈の富江だった。その夜、錯乱した英雄が自殺。やがて俊一、俊一の母・朋子、巧、そして巧と同棲している恋人のひとみまでもが、富江によって次第に人生を狂わされてゆく……。

キャスト 編集

スタッフ 編集

主題歌 編集

  • 『サンサーラ』
歌 - MAJI NA DAMU / レーベル - BMGファンハウス(現・BMG JAPAN) 

富江 最終章 -禁断の果実- 編集

2002年6月29日公開。

物語 編集

橋本登美恵は内気で地味な高校生。十年前に母を亡くして以来、父との2人暮しもどこかぎこちなく、学校では典型的な苛められっ子。密かに小説家を夢見る登美恵は、現実逃避するかの如く少女小説をノートに綴る。

そんな彼女のもとへある日、富江と名乗る美少女が現れる。富江は何故か次第に登美恵へと接近し、登美恵も奔放な性格の富江に惹かれ、2人は友達となってゆく。

やがて登美恵の家を訪ねる富江を、登美恵の父・和彦が見て愕然とする。その姿は紛れも無く、25年前の自分の初恋の相手、富江だった。自分と同い年、しかも既に死んだ筈の富江が何故、25年前の姿のままでここに? やがて富江は今度は和彦に接近。「初恋をやり直そう」と誘い掛ける……。

※ タイトルに「最終章」とあるが、シリーズは完結しておらず、後述の通り作品は継続して制作されている。

キャスト 編集

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主題歌 編集

  • 『羽根』 歌 - 安藤希

富江 BEGINNING 編集

2005年4月9日公開。キャッチコピーは「悪夢はここからはじまった

物語 編集

廃校となったある高校を、かつての生徒だった松原礼子と山本健一が訪れ、回想を巡らせる。

あの日、川上富江と名乗る美少女が2人のいるクラスに転入。男生徒はあっと言う間に彼女の魅力に魅せられ、嫉妬する女生徒たちは、富江と取り巻きの男達による残酷な復讐を受ける。そして、彼らのクラスは富江に支配された……。

その愛憎の余り、男生徒の1人がある日、礼子と共に下校中の富江を襲ってその耳を切り落とす。礼子は見た。切り落とされた耳が、生物のように地面を這い回る姿を。そして礼子が富江の耳の傷の手当をしようとした時、既に耳は何事も無かったかのように再生していた。富江とは一体何者なのか……?

※ タイトルに「BEGINNING」とある通り、時間軸上では映画第1作「富江」より前に位置しており、第1作「富江」で富江の肉体を育てていた青年の正体が、本作のラストで明らかとなる。

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スタッフ 編集

富江 REVENGE 編集

2005年4月16日公開。キャッチコピーは「悪夢は終わらない

物語 編集

女医の須磨和江はある夜、山中で全裸の美女に遭遇する。その女は、自分の勤める診療所の富樫所長の娘・麗に瓜二つだった。数日前に失踪した麗。唯一の違いは、その美女には左目の下にほくろが有った……逃走した女を追って和江が山中の洋館へ辿り着くと、そこには瀕死の少女・冬木雪子が倒れていた。

1年後、雪子は一切の記憶を失っていたものの、診療所の手当てによりすっかり元気を取り戻し、診療所の人気者となっていた。和江は雪子を妹のように愛しつつも、一方ではあの山中の謎の女の事を気に病んでいた。

そんな和江をある日、公安庁の捜査官2人が訪ね、“富江関連事件”を語る。何度殺されても甦り、挙句には自身の細胞を他人に寄生させて他人の肉体を乗っ取る魔の美女、富江。その目印は左目の下のほくろ。するとあの山中の美女は、富江に乗っ取られた麗……? そして、麗を乗っ取ったオリジナルの富江が、どこかに潜んでいる……!

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スタッフ 編集

  • 監督・脚本 - 及川中
  • 製作 - 武内健、上村正一
  • 製作総指揮 - 松下順一
  • プロデューサー - 成田尚哉、東康彦
  • 企画 - 小林一夫、平田樹彦
  • 撮影 - 瀬川龍
  • 音楽 - 三善雅己
  • 美術 - 池田大威
  • 編集 - 石田泉
  • 録音 - 植田中
  • 照明 - 花岡正光
  • 配給 - アートポート

富江 vs 富江 編集

2007年11月17日公開。キャッチコピーは「増殖は終わり、破滅が始まる。

物語編集

恋人の尚子を目の前で何者かによって殺されたショックで、精神崩壊を起こした梅原一樹。適切なカウンセリングを受けて、社会復帰をした後、彼はマネキン工場に就職した。そこで、一樹は富江という尚子と瓜二つの女性と出会う。その一方で、彼女は富江という同じ名前の女性を探していた。そして、2人の富江の血を掛けた戦いが始まるのであった。

キャスト 編集

スタッフ 編集

外部リンク 編集

テンプレート:Manga-stub テンプレート:Tv-stub テンプレート:Movie-stubfr:Tomié

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