日本一の断絶男(にっぽんいちのだんぜつおとこ)は、1969年に制作された植木等主演の「日本一シリーズ」7番目の作品。
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ストーリー[]
一流会社への就職を狙う日雇人夫の丸山は、大阪港の廃船で生活をしていた。そこへ幼友達のミミ子がやって来て大弱りの丸山。そんな折、丸山の前に素性不明の男、日本一郎が現れて仕事を世話してくれたが、なんとそれは万博の人夫。日給を巻き上げて姿をくらました一郎を丸山は東京で捕まえる。しかし一郎は次に丸山を広告社へ押し込み、女優になったミミ子を使ってアポロ食品のCMで大成功を収めて宣伝部長となる。しかし幹部の猛烈な特訓にたまらず逃げ出し、今度は丸山の退職金を使って日本経済大学という研修会を作るが、その名前は表向きだけで、実際は麻雀や花札の記憶力と推理力を養うために作られたものだった。しかし今度はその会がその土地のヤクザに目を付けられてしまい……
スタッフ[]
- 製作:大森幹彦
- 監督:須川栄三
- 脚本:田波靖男・佐々木守
- 音楽:宮川泰
キャスト[]
- 日本一郎:植木等
- 北斗組親分・土井:ハナ肇
- 発明家・小山:谷啓
- 山師・下村:安田伸
- 丸山:なべおさみ
- ミミ子:緑魔子
- 久美子:高橋厚子
- 山崎部長:藤岡琢也
- 清水重役:千秋実
- 泉谷課長:人見きよし
- 黒川社長:飯田蝶子
- 葉子:市川和子
- 手配師・勝:橋本功
- 大須賀榮三:富田仲次郎
- 特訓屋・杉本:桐野洋雄
- 合宿セミナーの特訓屋:二瓶正也
- 森田局長:北竜二
- 代貸・岸井:藤木悠
- 関東組親分:清水元
- 関東組子分:辻村真人
- 十字組親分:広瀬正一
- 小山の妻:春川ますみ
- 通りすがりの歌手:奥村チヨ
挿入歌[]
- 『世界の国からこんにちは』
- 作詞:宮田隆、作曲:長津義司、歌:植木等
- 『静かな午后のひととき』
- 作詞:佐々木守、作曲:宮川泰、歌:植木等
- 『恋の奴隷』
- 作詞:なかにし礼、作曲:鈴木邦彦、歌:植木等・奥村チヨ・緑魔子
- 『アポロラーメンCMソング』
- 作詞・作曲:不明
- 『どうもどうも』
- 作詞:植木等・田波靖男、作曲:宮川泰、歌:植木等
- 植木等によると、歌入れの際、歌詞がまったくできておらず「適当に何か歌ってください」と言われ、その場で歌詞を考え、レコーディングしたとのこと。
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