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3-4x10月
監督 北野武
製作 奥山和由
脚本 北野武
出演者 ビートたけし
柳ユーレイ
石田ゆり子
撮影 柳島克己
編集 谷口登司夫
公開 1990年
上映時間 96分
製作国 日本
言語 日本語
  

3-4x10月』(さんたいよんえっくすじゅうがつ)は、ビートたけしが「北野武」名義で監督した第2作目の日本映画である。1990年9月全国松竹系ほかで公開。

概要編集

北野の作品の中でも独特の作品。具体的な説明もなく淡々と物語が進み、BGMが一切無く、台詞も少ない。1作目の『その男、凶暴につき』から現在に至るまで見られる突然の暴力描写と、沖縄のシーンがすでに確立されていたことを証明しており、北野監督作品の中では「最も静かな暴力映画」とも言われている。キャスティングも話題となり、渡嘉敷勝男たけし軍団をメインに据えた。なかでも柳ユーレイは本作以降、多くの映画に出演するきっかけとなった。

出演者編集

ストーリー編集

草野球チームに所属しているガソリンスタンド店員・雅樹は、ふとしたことからヤクザと職場で衝突する。それはやがて店とヤクザとの抗争に発展していき、雅樹は知り合いとともに沖縄拳銃を買うため旅立つが…。

「3-4X10月」というタイトルについて編集

  • タイトル『3-4x10月』のうち、前半の「3-4x」は劇中の草野球の試合で、最終回表に主人公・柳ユーレイが先行ランナーを追い抜き、後攻チームの最終回裏の攻撃がないまま3-4でゲームセットとなった際に"3-4x"と表示されたスコアボードに由来する[1]
  • 「10月」は本来10月に公開予定だったために付加されたが、実際の公開が9月になったため、実質的に意味がなくなってしまった。[1]
  • 後に、ストーリーのクライマックス部分が10月3日から10月4日にかけての出来事と解釈され、フランス向け配給ではタイトルは "Jugatsu"とされた。
  • 海外配給に当たっての英語タイトルは"Boiling Point"。

メモ編集

  • 映画のたけしはテレビのたけしとは違うという印象からは、難解なストーリー展開だと誤解されてしまい、興行的成功を収めることは出来なかった(実際にはこの頃の北野作品は内容自体は特に難解ではない)。しかも3年後にこの作品と似た雰囲気を感じさせる『ソナチネ』がカンヌ国際映画祭で賛辞を送られたため、その陰に隠れてしまった感がある。ただし、一部の映画好事家たちからは絶賛されている。また北野監督は「この映画はどうしようもない子供みたいなものなんだけど、なぜか憎めないんだよな」と発言しておりお気に入りのようである。
  • 1988年に『悲しい色やねん』で映画デビューしていた石田ゆり子は、この映画にオーディションを経て出演した。

他作との関連編集

監督曰く、「『TAKESHIS'』は、『3-4x10月』と『みんな~やってるか!』を足した作品」との事。

脚注編集

テンプレート:脚注ヘルプ
  1. 1.0 1.1 オールナイトニッポン・高田文夫編 『ビートたけしの幸せ丸10年』 扶桑社、1990年。

de:Boiling Point (1990)es:Boiling Point fr:Jugatsu it:Boiling Point - I nuovi gangster pl:Punkt zapalny ru:Точка кипения (фильм, 1990)

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