テンプレート:Otheruses 『Love Letter』(ラヴレター)は、1995年公開された岩井俊二監督の日本映画。 中山美穂、豊川悦司主演。誤配された恋文からはじまる、雪の小樽と神戸を舞台にしたラブストーリー。 TVドラマやCMなどで活躍していた岩井俊二の劇場用長編映画第1作。
第19回日本アカデミー賞にて、作品が優秀作品賞を、秋葉を演じた豊川悦司が優秀助演男優賞と話題賞(俳優部門)を、少年時代の藤井樹を演じた柏原崇と、少女時代の藤井樹を演じた酒井美紀が新人俳優賞を、REMEDIOSが優秀音楽賞を受賞した。一人二役を演じた中山美穂は、ブルーリボン賞、報知映画賞、ヨコハマ映画祭、高崎映画祭などで主演女優賞を受賞した。95年度キネマ旬報ベストテン第3位、同・読者選出ベストテン第1位。
1999年には韓国や台湾でも公開され、韓国ではとりわけ大人気を博し、劇中に出てきた「お元気ですか?」という言葉が流行語となったり、他にも豊川悦司の「それが山田さん家ィやったら、手紙は届けへんちゅうことや」というセリフがバラエティ番組でモノマネされるなどの話題を呼び、舞台となった小樽には韓国人観光客が大勢押し掛けたりした。なお、藤井樹(女性)の自宅という設定だった小樽市の旧坂別邸は、2007年5月26日に火災で焼失している。
作品概要[]
神戸に住む渡辺博子は、山で遭難した婚約者の藤井樹の三回忌の帰り道、彼の母・安代に誘われ、彼の中学時代の卒業アルバムを見せてもらう。忘れられない彼への思いから、そのアルバムに載っていた、彼が昔住んでいたという小樽の住所へとあてもなく手紙を出す。すると数日後、来るはずのない返事が…。 その手紙の主は、亡くなった婚約者の藤井樹と同姓同名で、彼と同級生だった、女性の藤井樹。やがて博子と樹の奇妙な文通が始まる…。
キャスト[]
- 渡辺博子:中山美穂
- 藤井樹 :中山美穂(二役)
- 秋葉茂 :豊川悦司
- 藤井晶子:范文雀
- 藤井剛吉:篠原勝之
- 藤井慎吉:田口トモロヲ
- 樹(少女時代):酒井美紀
- 樹(少年時代):柏原崇
- 藤井安代:加賀まりこ
- 阿部粕:光石研
- 及川早苗:鈴木蘭々
- 梶親父:塩見三省
スタッフ[]
なお、このオリジナルサウンドトラックの3曲目に収録されている「FLOW IN THE WIND」がめざましテレビの6時前のめざまし絶景占いのBGMとして流れている。(2008年2月現在)
製作・配給[]
- フジテレビジョン、ヘラルド・エース
- 上映時間 117分
受賞[]
- モントリオール映画祭
- 観客賞
- 第8回日刊スポーツ映画大賞
- 新人賞:岩井俊二
- 第19回日本アカデミー賞
- 優秀作品賞
- 優秀助演男優賞:豊川悦司
- 話題賞(俳優部門):豊川悦司
- 新人俳優賞:柏原崇
- 新人俳優賞:酒井美紀
- 優秀音楽賞
- 第38回ブルーリボン賞
- 主演女優賞:中山美穂
- 第20回報知映画賞
- 監督賞:岩井俊二
- 最優秀助演男優賞:豊川悦司
- 最優秀主演女優賞:中山美穂
- 第17回ヨコハマ映画祭
- 作品賞
- 監督賞:岩井俊二
- 主演男優賞:豊川悦司
- 主演女優賞:中山美穂
- 最優秀新人賞:酒井美紀
- 第10回高崎映画祭
- 最優秀主演女優賞:中山美穂
- 新人賞:柏原崇
- 若手監督グランプリ
- 第21回おおさか映画祭
- 作品賞
- 監督賞:岩井俊二
- 新人賞:酒井美紀
- 第50回毎日映画コンクール
- 日本映画優秀賞
- 第69回キネマ旬報ベストテン
- ベストテン第3位・読者選出ベストテン第1位
- 読者選出監督賞:岩井俊二
- 第6回文化庁優秀映画作品賞
- 優秀映画作品賞
- 第46回芸術選奨
- 文部大臣新人賞:岩井俊二
th:ถามรักจากสายลม
このページには、クリエイティブ・コモンズでライセンスされたウィキペディアの記事が使用され、それをもとに編集がなされています。使用された記事はLove Letterにあり、その著作権者のリストはページの履歴に記録されています。 |