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On Your Mark』(オン・ユア・マーク)は、

  1. 国際陸上競技で使われる用語。「位置について」という意味。On your mark! Get set! Go! の形で使われる。
    日本でもかつてはこちらを使っていたが、1928年(昭和3年)に陸上競技連盟が一般に公募し、「位置について、用意、どん!」が採用。翌年、「陸上競技規則」に規定された。
  2. 日本音楽グループCHAGE and ASKA(以下「チャゲアス」と表記)が1994年8月3日に発表した曲。1.が題名の由来。
    『HEART』『NATURAL』と共に3曲入りのシングルとしてリリースされた。
    1994年夏に、幕張メッセで行われた「アメリカンフェスティバル'94」テーマソング。
    作詞・作曲:飛鳥涼(現:ASKA)、編曲:澤近泰輔。
    アルバム『CODE NAME.2 SISTER MOON』(1996年)の終曲として収録されている。
    なお、この曲のPVはアニメが2種類、実写が1種類あり、アニメ版の1つは3.を参照。もう1つの方はCHAGE and ASKA本人らがセルフカヴァーした英語ヴァージョン「CASTLES IN THE AIR」である。
    実写のPVはレコーディング風景を映したものであり、曲調も異なるため、3.とは無関係。
  3. 2.のプロモーション・フィルムのひとつとして作成された宮崎駿アニメ作品。スタジオジブリ制作。1995年7月15日、映画『耳をすませば』と同時上映で公開。
  4. オンユアマークは『ONE〜輝く季節へ〜』(PCPS用ゲーム)挿入曲。主に主人公登校イベント時に使用される。

本稿では、暫定的に3について詳述する。

『On Your Mark ジブリ実験劇場』の概要 編集

もともとは、チャゲアスのコンサートツアー『SUPER BEST3』(1995年)のオープニング・フィルムとして企画、制作され、コンサート会場で上映された(1980年代から、チャゲアスのコンサートでは、1曲目の前に映画仕立てのオープニング・フィルムを流す演出が取られている)。

これはPVを制作する際にASKAの方からアニメーションでやってみたいと持ちかけ、それならと宮崎作品のファンであったCHAGEが提案したアイデアだという。

ストーリー 編集

地表が放射能で汚染され、人類が地下に住むようになった未来の都市が舞台。

とあるカルト教団の施設を襲撃、制圧した武装警官隊。その中の警官2人は、教団施設の奥で翼の生えた少女を発見する。2人は彼女を救助するも、研究資料として今度は政府機関の施設に連れ去られてしまった。2人は彼女を空へ帰そうと奮闘を始める。

登場人物 編集

  • 二人の警官:それぞれ、CHAGE と ASKA に似ている。
  • 少女:羽が生えており、天使である可能性が高いが、放射能の影響を受けて羽が生えたと推測する人もいる。「風の谷のナウシカ」のナウシカに似ていると言われているが、ナウシカとの関係などは一切不明。

なお、台詞がないので、声優はいない。

備考 編集

金曜ロードショー」で地上波初放送した際、「天空の城ラピュタ」以来のファンタジー物と銘打っていた。

他のスタジオ・ジブリの劇場公開用アニメ作品(「耳をすませば」)の上映前に6分48秒(本編は6分37秒)の短さで上映された事もあり、この作品に感銘を受けたファンや、「風の谷のナウシカ」の続編という憶説をたてたファンもいた。そのため、天使=ナウシカの先祖または子孫と考える人も少なくはない。

確かにそういう意図を考慮して作った可能性もないとは言い切れないが、チャゲアスのコンサートのオープニングフィルム、という元々の制作企図を考えれば、この憶測が主な意図とは言い切れない。

また、この作品を見て地下鉄サリン事件を連想したファンもいたが、事件が3月に起きたのに対し、この作品が下書きされたのは1月なので、全くの偶然である。また、「事件後に下書きされていたら悪い作品になっていた。」という意味合いのことをいうファンも少なくはない。

後にVHSやLDに収録されて発売された(このときはチャゲアスのプロモーションビデオとして、当時彼等が所属していたポニーキャニオンからリリースされ、シングル『Something There』のプロモーション・ビデオも収録されていた)こともあるが、今日では販売されていない。これはスタジオジブリ以外にチャゲアスの権利も絡むからであろう(チャゲアスは後にレコード会社を移籍している)。その事もあって、の小作品とまで呼ばれるが、2005年に「ジブリがいっぱいspecial ショートショート」としてDVD化されている。その実態は「ジブリ実験劇場」という副題が示すとおり、実験的な映像を曲に合わせて切り貼りした物の様である。それでも、あまりの人気ぶりに当時、長編化の打診もあったほどだが、実現はしておらず、今後もその予定はない。また、元の意図あってか、効果音こそあるものの、前述のように台詞はないわけだが、宮崎アニメ初のCG使用作品というだけあって、映像の完成度への注目度は高く、中には「ジブリの最高傑作」と呼ぶファンもいる。

補足 編集

2004年のチャゲアスのデビュー25周年記念コンサートツアー"two-five"で、『On Your Mark』が歌われた際、一部会場ではステージバックにこのフィルムが、二人の歌に合わせて流された。

また2005年8月26日金曜ロードショー枠内(メイン放送は「猫の恩返し」)にて地上波初となる放送が行われた(「そらいろのたね」もこの時一緒に放送された)。

さらに、2005年11月16日発売のジブリ短編作品を集めたDVD『ジブリがいっぱいSpecial ショートショート』(1992年から2005年までのジブリ短編作品集)に収録されている。これが初DVD化で、計6パターン収録されている。VHSに収録されていたライカリールも映像特典として収録。なお、同DVDでは最後に「吉田健氏(1955~1999)に捧ぐ」と書かれている。

収録作品 編集

CD 編集

VHS・LD 編集

DVD 編集

  • ジブリがいっぱいSPECIALショートショート(2005年11月16日発売)
    日本語2.0ch、日本語5.1ch、英語2.0ch(「CASTLES IN THE AIR」)のそれぞれ歌詞あり/なしの計6パターン収録。映像特典としてライカリール収録。

外部リンク 編集

テンプレート:スタジオジブリ


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